K-20 – 怪人二十面相・伝.

観てきた
アクションあり、ロマンスあり、どんでん返しあり、そして笑いを取ることを忘れていない、まさに「全部のせ」って感じは、昔ながらの和製冒険活劇としては良い出来ではないでしょうか。
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今から60年ほど前、太平洋戦争が回避されたもう一つの日本の帝都を舞台に、格差社会やら弱いものいじめ、権力への執着、ご都合主義などモダンな (というか今も昔も変わっていない) トピックを詰め込んだ時代背景はすんなりとけ込める。最近の和製映画ではよくある、演技もできない芸人やら歌手もどきといった輩を casting するといったところがなく、しっかりと個性を引き出した配役もよいと思う。アクションの方はというと、CGはかなり荒削りだけど、新手の移動系体術(?)なのかパルクールみたいな実写シーンはワイヤー・アクションなんかよりも観ている方に面白さが伝わってくるような演出だった。
さて、あと二本観ておきたい作品があるのだけれど年内に観られるかな。

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