前回からさほど大きな進捗はないのだけれど、本ドキュメントで「一番の山」であるウィンドウのセクションが完了した。ウィンドウの透明化などを含む API がいくつか追加されている。
あと、Cairo を使った合成などのサンプルプログラムも追加された。
とはいえ年を越しが決定ということで、完訳までまだまだ先は長い 。
GDK リファレンスマニュアル: v2.14.7 版の API リファレンス
SVN リポジトリ: GDK リファレンスマニュアルの SVN リポジトリ (英文併記)
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GDK Ref. translation.
これの作業で保留になっていた翻訳を再開し、一部をアップロードしておいた。まだまだ1/3程度で、年内に完了できるかかなりあやしくなってきた 。
年を越すとなると、GTK 分の完成は再来年の2013年くらいになりそうだが 。
今アクティブな作業として、他には gobject-introspection 関連のドキュメント翻訳とか、obsoleted なライブラリ (libgnome 系) をふんだんに使っている GPass を GTK+ で書き直すとか。
手を広げすぎるときつい歳になってきた。
GDK リファレンスマニュアル: v2.14.7 版の API リファレンス
SVN リポジトリ: GDK リファレンスマニュアルの SVN リポジトリ (英文併記)
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gdk-pixbuf Ref. translation.
Pango の翻訳が完了したので、やっと GTK+ のバージョン 2.14 系の翻訳を開始する。
で、まずは gdk-pixbuf から。このバージョンではまだ GDK 同様に GTK+ と一緒に配布されており、API はほとんど変化なし。GLib で GIO をサポートしたためそれに関連する API の実装が変更されていたり、I/Oストリームを使った API が追加されたくらい。
なので、そんなに時間はかからないと思うが。
しかし、新しい GNOME の開発者サイト、ずいぶんと閲覧しづらくなったな。バージョン別にリファレンスマニュアルがリンクされていないので、最新版ではないツールキットなんかを使って開発している連中から文句でないのだろうかと心配してみたり。
gdk-pixbuf リファレンスマニュアル: v2.14.7 版の API リファレンス
SVN リポジトリ: gdk-pixbuf リファレンスマニュアルの SVN リポジトリ (英文併記)
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Pango Ref. translation is up.
と言っても、なんだかんだ一年もかかってしまった 。
それも最新版はかなり先に行ってしまったようだけど、他のライブラリ・バージョンとのリリースセットの関係からこればかりは仕方がない。時間はかかったけれど完訳と言うことで。
それに最新版と見比べてもセクションはそれほど変化は無いようだし。
ちなみにリリースセットの開始は GLib バージョン 2.18 の 2008年10月だから3年も経っていたのか。で、次は最近サイトがリニューアルした GTK+ (正確にはさらに細分化されて gdk-pixbuf、GDK、GTK+ の順だけど) のバージョン 2.14.x だ。
そんなわけで、このバージョンの API で何が新しくなったかはよく覚えていないけど参考にでもして下さい。
Pango リファレンスマニュアル: v1.22.4 版の API リファレンス
SVN リポジトリ: Pango リファレンスマニュアルの SVN リポジトリ (英文併記)
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