「特殊な目的に使用する機能」まで完了。ここにあるクラスは画像や文章を編集するエディタ系のアプリケーションを開発する時ぐらいしか使用することがない。そして、各ページの冒頭の注意書きにあるように GTK+ バージョン3からは削除されている。
GTK+ リファレンスマニュアル: v2.14.7 版の API リファレンス
GIT リポジトリ: 作業用の GIT リポジトリ (英文併記)
誤植/誤訳の報告はメールの他にこちらにて。
「プログラミング」カテゴリーアーカイブ
GTK+ Ref. translation (TAKE 15).
GTK+ Ref. translation (TAKE 14).
「抽象的な基底クラス」が完了。いや〜、ここまで来るのにだいぶ時間がかかった。前章が終わってから半年近くかかった。まぁ長期出張が一番大きく響いているかなぁ 。とはいえ、この時期はいつもならば GNOME の最新版をビルドしている時期ともぶつかるので、翻訳自身はそれほど進まないけれど。ビルドの方はリリースノートさえも読んでいないし…
。あと時間がかかった残りの理由は、や・は・り膨大な API を擁する GtkWidget クラスの翻訳があったから。前の版とはツールチップ系の API やスタイルのプロパティがいくつか追加されているくらいだけど。
いつものように新規の翻訳の他に、誤字脱字の修正や最新版 (2.24系) からの説明の backports なんかも含まれている。
GTK+ リファレンスマニュアル: v2.14.7 版の API リファレンス
GIT リポジトリ: 作業用の GIT リポジトリ (英文併記)
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なんとか「大きな峠」を越せたということで、年内での翻訳完成が現実的になってきたぞ。あ、GNOME 最新版のビルドも進めないとなぁ。
そうそう、このドキュメントを翻訳していて知ったことだけれど、GtkIMContext クラスを実装しているウィジェット、まぁ代表的なのは gnome-terminal (GNOME 端末)だけれど、この端末上で <Ctrl>+<Shift> に続けて Unicode のコードを入力すると、そのコードに対応した文字が入力できるんだねぇ。例えば <Ctrl>+<Shift>+U2468 と入力すると:
⑨
って具合。
GTK-Doc V1.20 changes Doc Style.
昨日リリースされた GTK-Doc のバージョン 1.20 を早速インストールして、今、作業中のリファレンス・マニュアルをコンパイルしてみたんだけど、テーマが大幅に変更されていたのに驚いてしまった 。スタイルが変更になったのは何年ぶりかな。
試しに、前までの GTK-Doc V1.19 版との比較のスクリーン・ショットを並べてみる (左/上: GTK-Doc V1.20 右/下: GTK-Doc V1.19):
むむ、V1.20 はデザインがいまイチで、その結果「読みづらい」と思うのは自分だけだろうか。
とりあえず、しばらくの間、比較のため GTK-Doc V1.19 と V1.20 版をそれぞれ upload しておく。まぁ、おそらく GTK-Doc V1.19 でコンパイルしたドキュメントを公開するだろうとは思うけど。どちらが良いか悪いかコメントがあればどうぞ。
GTK-Doc V1.20 版のリファレンスマニュアル: v2.14.7 版の API リファレンス
GTK-Doc V1.19 版のリファレンスマニュアル: v2.14.7 版の API リファレンス
GTK+ Ref. translation (TAKE 13).
「その他のウィジェット」が完了。こんなタイトルだけど、終わりはまだまだ。
前に翻訳した版との大きな違いは GtkTooltips クラスが廃止になって、新たに GtkTooltip クラスに置き換わったことで、他には、いくつか API が追加されたくらい。
GTK+ リファレンスマニュアル: v2.14.7 版の API リファレンス
GIT リポジトリ: 作業用の GIT リポジトリ (英文併記)
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