三原城は、毛利元就の三男で古高山城(今の広島県本郷あたり)の沼田(ぬた)小早川家を継いだ小早川隆景が、永禄10(1567)年に沼田川河口である三原湾に浮かぶ大島・小島をつないで築いた城である。満潮時に瀬戸内海の海上から見ると、海の上に浮かんで見えることから「浮城(うきしろ)」とも呼ばれた。隆景公は、一度は九州筑前へ居城を移したが、隠居した後に再び三原に戻って修築するも、残念ながら二年後に病死した。
広島の当時の別宅からも意外と近かった広島県三原市。そのJR三原駅ホームが本丸を貫いているという、ちょっと驚いてしまう城跡 。
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